オーダースーツのフルオーダーとイージーオーダー、パターンオーダーの違い

オーダースーツのお店によって、パターンオーダーやイージーオーダーなど呼び方が違います。それぞれ製法や価格が異なりますので、違いをまとめます。

まずはオーダースーツの名称の違い

オーダーメイドと一言で言っても、これだけの種類があります。ここでは大きく分けてフルオーダー、イージーオーダー、パターンオーダーの3つということにして説明します。

種類呼び方
フルオーダーフルオーダー
カスタム
オーダーメイド
ビスポーク
ハンドメイド
イージーオーダーオーダースーツ
イージーオーダー
パーソナルオーダー
マシンメイド
メジャーメイド
パターンオーダーパターンオーダー
セミオーダー
サイズオーダー

海外では、カスタムかハンドメイド、メジャーメイドくらいしか通じません。実は記事タイトルのオーダースーツ、イージーオーダー、フルオーダーはすべて和製英語です。

フルオーダーは型紙と仮縫いが特徴

フルオーダーとそれ以外を分ける大きな違いが、型紙と仮縫いです。

型紙

イージーオーダーやパターンオーダーはお店にある既成の型紙を使って、そこに採寸データをもとに修正をかけていきますが、フルオーダーは一人ひとりに型紙から作ります。

型紙から作ることで、あなたの体型に合わせて生地を切り取り、より立体的で体に吸い付くような仕上がりができるようになります。

仮縫い

もう1つが仮縫いです。採寸をもとに半製品(試作品)を作成し、試着をしたうえで、さらに微調整をかけていきます。

イメージ通りのシルエットかどうか、利用シーンに合わせてどこにゆとりを持たせるかを、細かく調整していきます。

 型紙採寸箇所価格帯
フルオーダーカスタムメイド30箇所10万〜
イージーオーダー既成15箇所4万〜
パターンオーダー既成10箇所3万〜

採寸箇所は各社で異なる

型紙からつくるフルオーダーは約30箇所の採寸を行います。型紙をつくるだけでなく、より立体的に仕上げるためのデータとなります。

イージーオーダーとパターンオーダーでは、採寸箇所はいずれも10〜15箇所程度です。ここはお店によって異なる部分です。一般的には、イージーオーダーのほうがより細かくデータを採る傾向があります。

イージーオーダーとパターンオーダーの違い

イージーオーダーとパターンオーダーの違いは、体型補正がされるかどうかです。型紙は数百種類もあり、約95%の方がイージーオーダーの型紙に合う体型のため、補正が不要な場合もあります。

体型補正は、例えば以下のケースに当てはまるなら、イージーオーダーを選んだほうがいいかもしれません。

  • 胸回りは細いけどお腹は出ている
  • なで肩
  • はと胸
  • 猫背、反身体
  • 平尻・出尻
  • O脚、X脚

ハンドメイドとマシンメイド

最後に、製法の違いもあります。イージーオーダーやパターンオーダーは型紙に沿ってミシンを入れるためマシンメイドになります。フルオーダーはハンドメイドです。

人間の体は一直線ではないため、ハンドメイドではより複雑な曲線と加工ができます。一方、マシンメイドは短い期間でより低価格に仕上がるというのが特徴です。

ちなみにこのマシンメイドの品質は国内縫製でも変わりません。高級な生地や立体的な仕上がりを好むのであれば、ハンドメイドにすることをお勧めします。

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